理解してあげること
ということは黒人だって、犯罪率が下がればタクシーは止まるはず。彼らはタクシーの運転手を責める前に、自分たちが変わるべきではないのか。というのはあくまでも理屈、そしてそれは間違ってはいないと思う。しかしそれを黒人たちに面と向かって言えるかどうかは、全くの別問題。僕が普段仕事で話をしたり、友達づきあいのある黒人たちは、皆ちゃんとした人たち、真面目に働いて生きている人たち。それなのに様々な差別を受けなくてはいけない人たち、家に早く帰りたくとも、夜遅くはタクシーが止まってくれなくて困っている人たち。その人たちにタクシーに止まってほしかったら、黒人がもっと真面目になるしかないね、とは言えないのです。それでは彼らを傷つけてしまうから。黒人に限らず、他のどのマイノリティの人と接する時にも、絶対に気をつけなくてはいけないことがある。それは決してその人が属するグループのネガティブなステレオタイプでその個人を見たり、それを態度に出したりしてはいけないということ。

